2009年12月30日水曜日

Opening Bell


最近よく聴いている音楽の話。

いろんなメディアで絶賛されているけど、これは間違いなく大傑作だと思う。音楽的な知識も素養も持ち合わせていないので、上手く伝えきれないんだけど、そのことがすごく悲しくなるぐらいの素晴らしい作品。
TyondaiはBattlesのメンバーで、彼のパートはVo,G,Key,etc 要するにたくさんの事を同時に行う人。
この間、Warp RecordsのイベントWarp20に行ってBattlesのライブを生で見たけどすごかった。Tyondaiはリアルタイムで自分の歌を録音、再生を繰り返していく事で自分の歌のレイヤーを次々と重ねていって、一つのコーラスを作り上げたりしていた。
この作品では、オーケストラサウンドを中心にBattles的なエレクトリックを付加していきながら全体的には死ぬほどポップにまとまっていると思う。
Tyondaiの作品は複雑になりすぎているかもしれないけど、それを違和感無く、気持ちの良い音楽としてまとめあげている事が素晴らしいと思う。
建築設計にしても、何かを作る時に対象の決定要素としてのパラメーターを多く設定しすぎると、それぞれが相互に作用し合った結果、どのパラメーターも結局のところ有効に働いていない、方向性の拡散とでも言うべき自体が起きる事が多いと思う。
それは最終的には主題の喪失、主張の埋没と言う事であるし、まずまったく面白みがない。
まぁ音楽作品と自分の設計を相対化することなんて無茶ではあるけど、感覚的にそういう事を感じた。
とにかく素晴らしい作品なので、試聴だけでもするべき。
下の写真をみればわかるけど、Tyondaiは色んな事をごちゃ混ぜにできる人なんです。



ついでもう一つ。

Animal Collective/Fall Be Kind

僕の好きなバンドtop5にここ数年常にランクインしているアニコレだけど、彼らの新作EPが相変わらずカッコいいです。
とにかくサイケデリックでポップ。
アニコレを特に最近のを聴いていると頭の中がグルグルになっていくみたいで不思議な感覚になる。最近自分は、いわゆるサイケな音楽が好きなんじゃないかと思うようになってきた。
1曲目の Graze は幻想的な幕開けから徐々に加速していき、最終的には笛鳴りまくりでチョー楽しい。
2曲目の What Would I Want? Sky は初めて、Greatful Deadが公式にサンプリングを許可した曲ってことで話題らしい。
その事自体はどうでもいいんだけどこの曲もアニコレらしく仕上がってます。
サンプリングに関する権利問題はちゃんとクリアーしとかないと、The VerveのBitter Sweet Symphonyみたいな事態になってしまうので、みなさんサンプリング作品を発表する際は十分注意しましょう。




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